先日、家の近く800m先のドラッグストアが店内改装工事で数日お休みしていた。
開店日に行くと衣服等の売り場を縮小して食料品売り場を広くして野菜と果物の品数が増えていた。
食品が増えた事で我が家の買い物難民解消を期待、が精肉と鮮魚売り場は無かった。
帰り際、飲み物のコーナー【オロナミンC】の特売 1ケース¥498-(税前) 安い!
2ケースをレジへ 我が家、疲れた時に 5~6本/月 飲んでいます。
【オロナミンC】の思い出 2009年7月 に遡ります。
前年に映画『おくりびと』を見てロケ地が山形県の酒田市がメインだったので 山寺と出羽三山の参詣と観光を計画した。
最初に通称「山寺」宝珠山立石寺へ参拝が良いだろうと・・・「閑さや 岩にしみ入る せみの声」松尾芭蕉の名句から 7月下旬ならセミの声 タイミングヨシ! 時期もピッタリ!
早朝、家:千葉から車で出発、京葉道路、首都高、東北自動車道は平日で空いていた。
車は高速道路を快調に走り山形市山寺の山寺駅前に11時着、予定より早く着いた。
山寺を見上げると断崖の上、左に「五大堂」右下に「開山堂」が見えて素晴らしい眺めに 感動!
駅前の食事処兼土産物屋で ランチは「蕎麦」をいただき 暫し休み山寺へ
正面に石造りの「鳥居」が 立石寺・山寺の守護神でお寺の境内にあり 右に「山寺日枝神社登山口」の標識
「鳥居」を潜り石段を上ると根本中堂「立石寺」御山全体の寺院に当たる御堂 平安時代の一本造り秘仏本尊、薬師如来坐像が安置されています。 手を合わせて参拝 無事到着のお礼 です。
「閑さや 岩にしみ入る せみの声」を詠んだ俳人松尾芭蕉像 と 弟子の曽良像
出羽国山寺総鎮守 山寺の守護神「日枝神社」に参拝 しめ飾りがあります。
「ころり往生阿弥陀如来」「念仏堂」にお参りしながら“ころり”が気になる歳です。
「山寺・宝珠山・立石寺」の山門 奥の院までの登山入口 登山口から此処まで70余段 奥の院まで930余段
山門を潜り緩やかな石段を上り「せみ塚」へ 日陰で涼しいが空気が重く湿度が高そう それにしてもセミの鳴き声が聞こえてこない 岩にしみいるセミの声は何処へ 此の年、山形庄内地方の夏は冷夏でした。
気を取り直して休み休み石段を上り「仁王門」に着いて カミさん具合悪そう。 熱中症の様だ。木陰に腰かけて休ませて・・・
急ぎ飲み物を求めて売店へ ジュース? 炭酸飲料? 水? オロナミンCが目に入り手にした。
“美味しい” と言って飲み 15~20分したら気分が良くなった様だ。 疲れた時飲むと即効性がありそう オロナミンCの効能に 感謝! 一時期どうなる事かと悩みましたが助かりました。
暫く休んでゆっくり石段を上り 「奥之院」へ 開山・自覚大師円仁が中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来をご本尊としています。 手を合わせて参拝しました。
右:「開山堂」は立石寺を開いた自覚大師円仁を祀るお堂で大師の木造の尊像が安置されている。 左:「納経堂」は写経を収めています。 「納経堂」を参拝して右に入り「五大堂」へ
「五大堂」は五大明王を祀る道場、お堂が断崖に突き出す様に立ち気持ち良い。
絶景、眼下に山寺の街並みが 眺めも良く快適空間です。
山形の旅は三泊四日、山寺と出羽三山の参拝と酒田の観光スポット・土門拳記念館
・山居倉庫 ・本間家旧本邸 ・大日坊瀧水寺即身仏 etc でした。
出羽三山は 「現在」の羽黒山に参拝、「過去」の月山は雨が降り途中までで断念、「未来」の湯殿山に参拝しました。 思い出多い旅行でした。