ikegonの日記

日々の出来事、グルメ、健康志向

第71回 正倉院展の宝物を見ました

11月5日13時半に奈良国立博物館着、15分ぐらい並んで館内へ
14時よりボランティアによる正倉院展の見どころ成り立ちと伝来のお話し。 ビデオを見ながらの解説で少し理解出来たと思う。 

14時半過ぎ館内は大混雑、私も含めてお年寄りが多く牛歩の歩み、展示物の前に行くまで時間がかかりおまけに薄暗く見え難い。1200年前の宝物が残って今見る事が出来るのが不思議。 一時間見ていて疲れ椅子に座って一休み、カミさん、一度見れば良いかなと弱音・・・次回は京都の紅葉時のセットが良いかも。


正倉院宝物は聖武天皇が亡くなり悲しんだ光明皇后が四十九日法要の際、天皇が大切にしていた品々約650件を東大寺の大仏に捧げたのが始まり。
屏風や鏡などの調度品、楽器、文房具、衣服、武器、薬など種類は様々です。宝物は、1200年以上東大寺の高床式倉庫に箱を納めて保管して、今は空調設備の鉄筋コンクリート造りの宝庫で保管しています。

 

奈良国立博物館の入口を見て入館者の列が一往復半並んでおり “ギョッ!” です。

f:id:ikegon4547:20191109221006j:plain


「赤漆文欟木御厨子」前に行くまで時間がかかった。 観音開きの扉がついたケヤキ材製の戸棚で飛鳥時代天武天皇ら6代の天皇が受け継ぎました。保護と装飾の為、木は赤く染めて透明の漆を塗り重ねています。中は三段に仕切られ書や帯など大切な品物を納めていました。

f:id:ikegon4547:20191109221035j:plain


「鳥毛立女の屏風」天平美人のふっくらした女性を描いた屏風、全部で6枚あります。

f:id:ikegon4547:20191109221057j:plain


「金銀花盤」大きな銀製の皿で真ん中に花の形をした角を持つ鹿をデザインして縁にガラス玉を垂らした美しい作りです。裏に中国・唐の単位で大きさと重さが刻まれ遣唐使が貰った品と考えられます。

f:id:ikegon4547:20191109221118j:plain

 

 

宝物は41点でしたが混雑してゆっくり見る事が出来ず、お気に入り三点の画像をお借りしました。

今日は「奈良かんぽの宿」で癒し万歩計は9,600歩・・・少し疲れました。