面白そうなので是非観たいと思っていた映画、バラバラになりかけた家族の絆の再生？
カミさんは、此の本を読んでおり早く観に行こうと催促していました。
他にＴＶで見かけた顔で ”あれ！” と言った感じです。
座敷わらしとは？
座敷や蔵に住みついている精霊か福の神的な存在
其の家に幸運をもたらすが去ると其の家は没落するとの事。
貧困の為、幼いころに間引かれた子供の霊でもある。
しかしです ・・・ 座敷わらしは綺麗な心でないと見えません。
高橋一家4人＋祖母の5人家族の父が東京の本社から岩手の支店に転勤となった。
住居が茅葺屋根の曲がり家、囲炉裏があり広くて住み心地が良さそう。 田舎家で起きる不思議な現象の数々、座敷わらしの仕業らしい？
父は、慣れない外商で奮闘し 母は田舎暮らし近所の付き合いに悩み 娘はクラスに馴染めず 息子は喘息持ちで好きなサッカーを止められて 祖母は認知症の兆しが と言った問題を抱えていました。
が座敷わらしとの交流で良い方向へ向かって ・・・ 家族の絆が良かったです。
感動したのは、父がいろりの火を燃やしながら家族を守る事、子供達が巣立って行っても何時でも帰ってこられる場所がある様にしたい想い。 素晴らしい家族をまとめる一家の長の言葉です。
物語の中、野口雨情、作詞の童謡 『シャボン玉』 が歌われていました
♪ シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた♪
この歌詞は、野口雨情が娘さんを幼くして亡くして悼んで作られたものと言われている。
そして祖母が小さい頃、死別した弟を思い出して歌っており ボケの始まり？
歌を聴きながら先程の幼子の間引きと重なり心が痛みました。
