ikegonの日記

日々の出来事、グルメ、健康志向

『お米』30kgの思い出

土曜の昼、広島の友人から、ゆうパックで玄米30kgが届いた。

日曜の昼過ぎ、知り合いから買ったお米30kg受け取った。

 

お米60kg を家で食べると半年以上かかるので 息子達に送ろう。

 

長男4人家族に玄米30kg 郵便局に連絡して集荷をお願いして発送。

米袋だと破れる恐れがあり強靱なバッグに入れて・・・持つと30kgは重い。

 

次男3人家族に精米10kg 箱の上、空いたところへお菓子を付かして郵便局へ自転車に乗せて持ち込み発送

 

我が家は20kgあれば3ヶ月分(月7kg食べている)で良いだろう。

 

玄米30kgを見て半世紀前、福岡へ引っ越した時を思い出した。 

岩国で結婚して半年後、福岡へ転勤西鉄大牟田線の大橋駅近くの借り上げ社宅だった。

家財道具を家に運び翌日出社 して早めに家に帰らせて貰い。

カミさんから “区役所で「一般用米穀類購入通帳」を貰った” 私に見せた。

私 “エッ! 米を買うのにこんな物、配給米なのか” と言い 

カミさん “米屋さんに行き” 米屋 “こんな物いりません” と言いお米10kg届けてくれた。

お米の基本配給を見て二人で一月30kgも 一日1kgを驚き 食べられないと思った。

翌年、息子が産まれて 更に15kgプラス 合計45kg 赤ちゃんが米15kg食べるわけ無いだろう。歯がないのでお乳だろう・・・

赤枠の左:二人分30kg 赤枠の右:三人分45kg

区の職員、デタラメ作業やっつけ仕事ぶりです。

 

 

昭和四十年の半ばを過ぎても戦後の食糧難を引きずっていた。

今、思うと「一般用米穀類購入通帳」は二人の旅立ち、大切な宝物です。

長男が産まれた2年後に次男の誕生です。