ikegonの日記

日々の出来事、グルメ、健康志向

プチ贅沢です

私もそうですが 日本人は「初物」にこだわってきました。
 
今年の初物『水ナスの糠漬け』を「京漬物の店」で見つけて暫し考え手にしました。
 
初夏の水ナスの漬け物と秋の千枚漬は好きですが値段が高いので・・・。
 
そして水ナスの漬物は皿に盛って時間が経つと変色して美味しくなくなるので一食で食べる事です。
 
初物の儀式「初物を食べる時は東を向いて笑う」良い年である様に です。
が「初物を食べると七十五日寿命が延びると言います」此方は諸説ある様で後ほど・・・。
 
夕食にいただき ・・・ 漬け物大好きプチ贅沢、大変美味でした。
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七十五日寿命が延びる」の説は
その年に初めて収穫された食物は他の食べ物にない生気がみなぎっておりそれを食べれば新たな生命力を得る事が出来ると考えられていたのです。
 
また「七十五日」と言った数字の根拠は「人の噂も七十五日」で使われている様に区切りが良く語呂も良い数字となったようです。
 
 
他には、罪人(死刑囚)の最後の願いがきっかけで生まれた様です。
江戸時代の事で斬首の死刑が執行される時、係りの役人は罪人に「最後の想い出に何か食べたいものがあれば遠慮なく告げよ」と問いかける慣習がありました。罪人は一日でも長く生き続けたい為にその季節にはまだ出回っていない食べ物を答えた様です。その季節には無いものですからその食べ物が出回る季節が来るまでは生き延びられると言った計算が働きました。
しかし75日も経てば季節やってきて死刑は執行されます。 
と言った訳で初物を食べる為に75日を長生き出来たと言えます。