ikegonの日記

日々の出来事、グルメ、健康志向

終活「墓じまい」をどうしよう。

春のお彼岸入りした。 が最近墓参りに行かなくなった。

毎朝、仏壇の位牌に手を合わせているので精神的な救いと

70歳を越えて車を止め免許証を返納、墓地は6km先自転車で行くが坂道が大変なので 墓参りがご無沙汰、息子達が帰省した時、墓参りをしている。

此の事から先々を考えて「墓じまい」を検討中である。

 

私、「墓じまい」を今まで2度しています。

四十数年前、義父が亡くなり義母が九州に墓を建てました。

墓は、親戚の家の近くで便利ですが先祖の墓が別の場所にあるらしい。

義母と私で義父の骨壺を持ち九州へ お寺さんで二度目の葬儀をした。 翌朝早く起きて先祖の墓へ 墓は楕円の石と角塔婆があった。回りを掘り小さな骨壺4個、1個に骨があり3個は空で土を入れて持ち帰った。新しい立派な墓に義父の骨壺と先祖の4個を納骨した。 先祖の墓じまい を専門業者に依頼して親戚に確認をお願いした。 お寺さんへ永代供養をお願いして盆正月にお布施を送った。

 

あれから31年過ぎ義母が亡くなった。 義母とは36年間の同居である。自宅で家族葬を終えて月末に九州のお寺さんで葬式をして骨壺をお墓に収めた。 その際、親戚から “もう年なのでお墓の守は難しくなってきた” と言われて “早急に墓を作ります” 返事をした。

千葉に帰り市役所に墓の相談をしたが “墓地の空きがない” 返事だった。 次に「お仏壇のはせがわ」に依頼して三か月後に新しい墓地に案内され家から6㎞先即決した。

墓の型は決めたが墓石が高過ぎて選択が難しく悩んだ。

結局、国産の御影石に決めて値段交渉、端数の金額を負けてくれた。 端数の金額は、値引き様に準備していたか? でも嬉しかった。

 

墓は、三ヶ月後墓地に建てられた。 大きくも無く小さくもない今風の立派な墓と思った。

九州の親戚に連絡して数日後、骨壺を引き取りに行く旨伝えた。

墓の前、お寺さん 親戚の方 私達二人が骨壺3個を持ち出して 親戚の方へ墓じまい を御願いして帰った。 後日、墓じまい を終えた連絡があり諸費用を支払い完結した。

骨壺3個、仏壇の前に並べて線香を焚き義父と義母の別れたいた期間を供養した。


新しい墓に納めて毎月、車で墓参りに行った。

墓地は、区画が整理されて掃除が行き届き綺麗であった。

何時も気持ち良く墓参り出来て良かった。

 

2019年お寺さんが立体式建屋の墓を計画している情報を入手した。 私達も参加したいと思っていたらコロナ禍で計画が中断した様だ。

残念、私達墓じまい の苦労を散々体験したので墓石の無い墓は便利と思う。

出来れば私達が生存中に墓問題を片付けておきたい・・・と