特別拝観券を手に仁王門から境内へ 宗宝蔵の文化財を見た後、まだ誰もいない登廊は緩やかな勾配の石段、周りの景色を見ながら一歩一歩踏みしめて上って行きました。
国宝本堂の薄暗い内陣へ案内されてご本尊「十一面観世音菩薩」の大きな足元へ座った。 本尊の黒光りする御足に触れて祈りを捧げた。
其の後、本堂からせり出した舞台に立ち春はまだかなといった風景を眺めて物思いにふけった。
西参道を下って大講堂の「本尊十一面観世音菩薩御影大画軸」を拝観して長谷寺を後にした。
入山が一番だったので参拝人が少なく静かに落ち着いて参詣出来て良かった!
【長谷寺】
727年 徳道上人が現在の本堂付近にご本尊十一面観世音菩薩をお祀りになりました。
霊木からつくられた大観音像は時空を超える観音信仰により御利益のイメージが人々をひきつけました。
平安末の「今昔物語」の中「藁しべ長者」には庶民の観音信仰が描かれておりひたすらに観音を信じる若者の信仰の強さである。
正面に仁王門 左に入山受付で特別拝観券にしました
108の煩悩に因み登廊の長さは108間、上中下の3廊に分かれ石段は399段です
国宝の本堂へ 礼堂に「大非閣」の大額 前面に懸造りの舞台
国宝の本堂は入母屋造り本瓦葺きの壮麗な建築
長谷寺は別名「花の寺」150種 7000株の牡丹が咲くと絢爛豪華