ikegonの日記

日々の出来事、グルメ、健康志向

髄膜炎と酸っぱい『甘夏』の思い出

スーパーに入り果物売り場で もう甘夏が出ている。 3個買った。

家に帰り甘夏の皮を剥き食べて 酸っぱ~い! 蜂蜜漬けにしよう

と・・・二十数年前、病院で連日甘夏を食べたのを思い出した。

 

5月連休中に微熱があり2~3日経って微熱に頭痛が加わり近所の医者へ・・・風邪ですね と言われて風邪薬を貰った。

が10日過ぎても微熱と頭痛が収まらず倦怠感が出て顔色が悪く ガンセンターに連絡(当時年2回ガンセンターで定期検診していた)夕方MRI検査 脳に癌が異常なし ヨカッタ! 腰から針を刺して髄液(※)を採取「髄膜炎」だった。

 

救急車で隣の病院・脳神経内科の個室に入り抗生物資を点滴した。1週間個室で抗生物資点滴して普通病棟へ 食欲も回復、急に甘夏が食べたくなりカミさんが買いに行った。

毎日、甘夏を1個午前中と午後に分けて食べ甘くて旨かった。 私が美味しそうに食べるのをカミさんが見て食べて酸っぱい食べられないと言った。2週間ぐらい毎日甘夏を食べて病院前の店に甘夏が無くなった。

医師から毎日、腕と手や指の動作を確認して 私の脳は異常なかった。

22日間入院して治療を終え健康体になり退院した。

(※)髄液の採取:横になり腰に針を刺して髄液を採取、身体を横にして2時間待つ。途中、身体を起こして頭を上げると頭に刺激を伴う強烈な痛みになった。

 

今、思えば、入院して甘夏が甘く美味しかった味覚は何で変わったのか?

抗生物資点滴の影響と思うが・・・。

 

 

買ってきた甘夏が酸っぱいので蜂蜜漬けを作りました。

 

甘夏3個を洗い。左上から*ガラス容器*キッチンバサミ*ナイフ*まな板

 

甘夏の皮を剥き半分に割、キッチンバサミで薄皮を切る(赤線)

 

薄皮を切り剥ぎ取りナイフで種を出して果肉を起こすと果肉がとれ易い

 

ガラス容器に果肉を入れて蜂蜜を適量入れる。

24時間後、果肉に蜂蜜が混ざり絶品甘夏の蜂蜜漬けの出来上がり。

 

昔、親戚から甘夏段ボール1箱送られて酸っぱく食べるに苦労して 何とか消化しなければと考え蜂蜜漬けにした。大好評、皆さん喜んで食べました。

甘夏を店で見ると蜂蜜漬けが食べたくなりますが

下ごしらえが大変 私、皮むきと身の取り出しが上手くなりました。